広汎性発達障害 50代男性 障害厚生年金2級
50代男性からのご相談。
幼少期から周囲とのコミュニケーションを取ることや集団行動が苦手であった。
成人し就職してからも周囲との人間関係がうまくいかず口論となることもたびたびあり、ストレスが増大し転職を繰り返した。
次第に動悸、めまい、不眠などの症状が増幅した。
また、日常生活においても「言葉がうまく出てこない」「家の中の決め事を覚えられない」などの障害があった。
適切な診断や治療が行われず病院を転々としたが、ようやく4年程前に「広汎性発達障害」と診断を受けた。
人間関係の悪化によるストレス増大により退職後に当事務所へ障害年金請求のご相談があった。担当者感想
発達障害は先天性の疾患であっても、20歳到達後に初診日がありその日が厚生年金加入中であれば、
今回のケースのように障害厚生年金での請求が認められます。
障害基礎年金での請求となるか、障害厚生年金での請求となるかによって「受け取れる金額」や「認められやすさ」などが大きく変わってきます。
(※詳しくは「障害基礎年金と障害厚生年金ってどう違うの?」をご覧ください。)今回のご相談は初診日が厚生年金期間中にあったため障害厚生年金2級が無事認められ、非常に喜んでいただけました。